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山梨学院 関東最後の5枠目で吉報 エースの菰田 大谷超え二刀流だ!

スポニチアネックス / 2025年1月25日 5時3分

センバツ出場の報告を受け、喜ぶ山梨学院の選手たち

 第97回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の選考委員会が24日、大阪市内で行われ、山梨学院が「神宮大会枠」が割り当てられた関東地区の5枠目で選出された。エースはスーパー1年生の二刀流・菰田陽生(はるき)投手(1年)。ドジャース・大谷翔平投手(30)を1センチ上回る身長1メートル94の大型右腕を軸に、23年以来2年ぶりの選抜優勝を目指す。組み合わせ抽選会は3月7日に行われる。

 喜びの輪の中でも頭一つ抜けている。どこにいても分かる身長1メートル94。神宮大会枠で増えた関東5枠目での聖地切符に、菰田は大きな体とは対照的に、照れくさそうな笑みを浮かべた。

 「ずっとドキドキしていました。中学校の頃から目標であった甲子園の舞台はうれしいです」

 昨秋、山梨県大会では4連覇も、関東大会では準々決勝で千葉黎明に敗れた。出場は微妙な状況だったが、総合力を評価されて出場が決定。その中心となるのが最速146キロの1年生右腕で、右の強打者でもある菰田だ。昨秋の関東大会では背番号「1」を背負い、1回戦の東海大相模戦では救援登板してタイブレーク勝利に貢献。打者としては高校通算5本も、練習では木製バットで推定140メートルを飛ばすパワーが魅力の二刀流だ。選抜では登板しない時は外野手として出場するための練習に取り組んでいる。

 憧れの選手は「二刀流で活躍する姿が格好いいです」と語るドジャース・大谷。菰田は1メートル93の大谷よりも身長が1センチ高く「自分も(二刀流で)活躍できたら」と世界のスーパースターにも負けないスケールの大きな選手を目指している。

 この冬は体づくりを中心とした練習に着手。ウエートトレーニングや腕立て、懸垂などを取り入れ、徹底的に体をいじめ抜いてきた。自身が弱いと感じていた上半身の筋肉も強化に成功。吉田洸二監督は「あの子(菰田)は我々が育てないといけない責任がある素材を持っている。体は大きいが中身がまだしっかりしていないので」とさらなる伸びしろに期待する。

 昨春の選抜出場メンバーも残り、関東最終枠からの上位進出を狙う。「甲子園では150キロを出したい。本塁打も打ちたい」と聖地で二刀流の活躍を誓う菰田を軸に、2年ぶりの頂点への戦いに挑む。(小林 伊織)

 ◇菰田 陽生(こもだ・はるき)2008年(平20)12月21日生まれ、千葉県出身の16歳。御宿小では九十九里リトルリーグ、御宿中では千葉西リトルシニアに所属。山梨学院では1年春の関東大会、同年秋にベンチ入り。50メートル走6秒4、遠投100メートル。憧れの選手はドジャース・大谷。1メートル94、97キロ。右投げ右打ち。

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