マンC退団希望のDFウォーカーがACミランへレンタル移籍 ベッカムと同じ背番32「加入できて光栄」

マンチェスターCのプレミアリーグ4連覇を喜ぶウォーカー（ロイター）

　セリエAのACミランは24日、プレミリーグのマンチェスター・シティーからイングランド代表DFカイル・ウォーカー（34）を今季終了までの期限付き移籍で獲得したと発表した。

　スカイ・イタリアによると移籍金は420万ポンド（約8億1790万円）とみられ、買い取りオプション付き。背番号は元同国代表MFベッカム氏が在籍時に付けていた「32」に決まった。

　ウォーカーは17年にマンC加入。公式戦319試合に出場して4連覇を含む6度のプレミアリーグ優勝、欧州CL制覇などに貢献した。23年に契約を3年延長し、今季も主将を務めていたが、グアルディオラ監督に「海外でプレーする選択肢を探りたい」と退団希望を伝えていたという。

　ウォーカーは自身のSNSに、背番号32のユニホームを手にする写真などを投稿。「ACミランと契約できてうれしく、誇りに思います！豊かな歴史を持つクラブで、子供の頃から応援してきました。加入できて光栄です。ロッソネロ（赤黒）のユニホームを着てスタートするのが待ちきれません」とコメントした。