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【バレーボール】「日本代表に招集される選手に成長したい」川野琢磨がセリエA派遣へ出発

スポニチアネックス / 2025年1月25日 8時41分

羽田空港で取材に応じた川野琢磨

 バレーボール男子イタリア1部リーグ(セリエA)に派遣されるSVリーグ東京グレートベアーズ(東京GB)の川野琢磨(18=東京・駿台学園高)が25日、出発前に羽田空港で取材に応じた。

 日本の高校生で初めて世界最高峰のイタリア1部リーグに挑戦する川野は「高いブロックやサーブなど好守に高い技術力のあるセリエAに行けるのでいろいろ吸収して成長したい。日本代表に招集される選手になって帰ってきたい」と話した。

 川野は1メートル97のアウトサイドヒッター。駿台学園のエースとして全日本高校選手権(春高バレー)3連覇に貢献し、MVP(最優秀選手)に選ばれた。東京GBの独自の制度で、高校生と大学生がチームの練習や公式戦に参加できる「強化育成選手」としてチームに加入。日本バレーボール協会の強化選手に選ばれ、海外派遣が決まった。今春からは早大に進学することが決まっている。

 派遣先はベローナと発表されたが「セリエAでベローナよりも環境のいいチーム」(日本協会)に変更する方向で最終調整中。期間は3月31日までの約2カ月の予定。練習生として加入するが、チーム次第で試合出場の可能性もある。

 イタリアで最も見たい選手として挙げたのがピアチェンツァのセッター、アントワーヌ・ブリザール。東京、パリと五輪連覇を果たしたフランス代表の司令塔だ。「イタリアの豊富な選手層を操っている。どういうトスを上げているのか見たい」と目を輝かせた。

 アタッカーでは今季から強豪ペルージャに移籍した日本代表のエース石川祐希に熱視線を送る。「世界で見ても大きくない選手がどうやって(スパイクを)決めているのか見てみたい」と話した。

 石川が最初にイタリアに移籍したのが中大1年時。それより1年早い挑戦となる。日本協会の南部正司ハイパフォーマンス本部本部長は「石川より1年早くイタリアに行く。10年後は石川を超える選手になってほしい」と期待感を示した。

 

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