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小笠原は開幕ローテ入りの見込み ナショナルズは複数補強もポストシーズン進出は困難――米移籍サイト分析

スポニチアネックス / 2025年1月25日 9時19分

ナショナルズのインスタグラム(@nationals)から

 米移籍サイト「トレード・ルーマーズ」が24日、中日からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた小笠原慎之介投手を獲得したナショナルズの現状、方向性について分析している。

 ナショナルズは再建中で、昨季まで5年連続の負け越し。このオフに大胆な補強を行い、勝ちにいくという憶測もあったが、そこまでには至っていない。FAで右腕のマイク・ソロカとホルヘ・ロペス、野手のジョシュ・ベル、アーメッド・ロサリオと1年契約を結び、自チームの右腕トレバー・ウィリアムズとは2年の契約延長。レンジャーズからFAまで残り2年のネート・ロー内野手をトレードで獲得した。

 小笠原を2年契約で迎え入れることは、これらの補強と一致する。チームはディラン・クルーズとジェームズ・ウッドの両外野手、ブレイディ・ハウス内野手といった有望な若手選手が今後どのように成長するかを見極めつつ、適切な補強を行っていく方針のようだ。先発ローテーションについては左腕のマッケンジー・ゴア、ミッチェル・パーカー、DJ・ハーツ、右腕のジェイク・アービン、ケイド・カバリといった若手がいるが、疑問点も多い。アービンとパーカーは防御率はまずまずだが、奪三振率が低い。ハーツは24年にMLBデビューを果たしたが、マイナーでの与四球率が悪かった。カバリはトミー・ジョン手術のため過去2シーズンを全休している。

 そこでベテランのソロカ(24年は0勝10敗、防御率4・74)とウィリアムズ(24年は6勝1敗、防御率2・03)に加え、小笠原も獲得した。この3人にゴア(24年は10勝12敗、防御率3・90)を含めた4人が、シーズン開幕時点でローテーションを占める見込みだ。もう1枠は若手だが、アービン、パーカー、ハーツ、カバリはいずれもマイナーオプションがあるため、3Aに送ることもできる。

 ナショナルズはこのオフ補強はしたものの、控えめ。同地区にはブレーブス、フィリーズ、メッツと強力な3球団がいて、プレーオフに進出するのは簡単ではない。もしナショナルズが7月時点でプレーオフ圏外にいる場合、このオフに加入したベテラン選手たちがトレード候補となるかもしれない。

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