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王将戦第2局対局開始 藤井王将VS永瀬九段 戦型は横歩取り 公式戦では2度目

スポニチアネックス / 2025年1月25日 9時19分

<ALSOK杯第74期王将戦第1局・第1日>初手を指す藤井聡太王将(左は永瀬拓矢九段)

 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第2局が25日午前9時、京都市伏見区の「伏見稲荷大社」で始まった。

 午前8時41分に永瀬が対局室入り。あさぎ色の羽織をさらりと着こなした永瀬は、手にした紺色のトートバックから扇子や腕時計を取り出し、静かに対局が始まるのを待った。48分に藤井も入室。重厚感のある茶色の羽織を着て現れ、デジタル時計などを準備した。

 午前9時になり、対局開始。互いに飛車先の歩を突き合い、藤井は15手目に▲3四飛と指して戦型は「横歩取り」に。藤井と永瀬の対局では2020年9月の銀河戦決勝トーナメントで指されたのみで、公式戦では2度目となる。

 練習対局を何度も重ねてきた藤井、永瀬が初めて2日制で盤を挟むタイトル戦。第1局は先手永瀬、後手藤井で相掛かりの戦型となり、2日目の途中までは永瀬が駒の連携が取れた攻めを展開。藤井は耐え忍ぶ時間が続いたが、待ちに待った反撃のチャンスをものにして逆転勝ちを収めていた。

 第2局の会場は伏見稲荷大社。1300年以上の歴史の中で、初のタイトル戦開催となる。“お稲荷さん”の総本山でどのような将棋が指されるのか、注目が集まる。

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