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馬術の初老J・大岩「違う色のメダルを持ってここへ報告に来ます」英雄眠る硫黄島で決意

スポニチアネックス / 2025年1月25日 12時53分

名誉総裁賞を受賞したパリ五輪銅メダルの初老ジャパン。(左から)大岩、北島、田中、戸本

 日本馬術連盟の表彰式が25日、都内のホテルで行われた。“初老ジャパン”の愛称で話題となったパリ五輪総合馬術団体銅メダルメンバーが名誉総裁賞を受賞した。4人には同連盟から300万円ずつの報奨金が贈られた。

 最年長48歳の大岩義明(nittoh)は壇上で伝説的英雄である西竹一(バロン西)の石碑がある硫黄島を訪問したことを明かした。「パリの後に自分はどうするか考えることもあったが、西大佐の碑の前で、ロサンゼルス五輪が次ということで、もう一度チャレンジして違う色のメダルを持ってここへ報告に来ますと誓ってきた」と明かし、「またここから頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 初老ジャパンは、1932年ロサンゼルス大会の障害飛越個人で西が愛馬ウラヌス号とともにアジア諸国として初の金を獲得して以来の92年ぶりの日本勢メダルとなった。日本馬術界の伝説的英雄は太平洋戦争の激戦の地・硫黄島で42歳の若さで戦死している。 

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