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角界最小兵160センチの康誠が最長身196センチの芳東を破った!「作戦通りいけた」小よく大を制す

スポニチアネックス / 2025年1月25日 12時57分

<初場所14日目>芳東(中)を足取りで破った康誠(撮影・郡司 修)

 ◇大相撲初場所14日目(2025年1月25日 東京・両国国技館)

 西序二段46枚目の康誠(16=秀ノ山部屋)が西序二段43枚目の芳東(47=玉ノ井部屋)を下して勝ち越しを決めた。

 16歳の康誠は現役最小兵の1メートル60。対する芳東は幕内経験者の47歳で、1メートル96の現役最長身力士。身長差36センチ、年齢差31歳という対照的な取組が実現した。康誠は突っ張ってくる相手に対して中に入るチャンスをうかがい、機を見て左足を取るとそのまま前に出て土俵外へ。「相手は身長が高いので、足取りを狙いにいこうと作戦通りいけてよかった」。36センチの身長差をものともしなかった。

 康誠にとって関取経験者との対戦は初めて。「元幕内の方で緊張した。良い経験をさせてもらえました」。関取在位21場所を誇る大ベテランから貴重な白星を挙げて大歓声を浴び「うれしいです」と笑顔を見せた。自己最高位で勝ち越し。「まだ序二段なので、来場所勝ち越して三段目に行けるようにしたい」と次の目標を掲げた。

 「身長高い方がやりやすい」という康誠に対して「ああいうタイプは苦手」と対照的だった芳東。これまでに対戦したことないような身長差の力士はやりにくかったようで「向こうは大きい人とよくやっているので経験値が違う。(足取りを)狙ってくるのは分かっていたけど残せない」と話した。さらに、注目を集める身長差対決に敗れたことで「Yahooニュースに載っちゃうよ…(笑)」とぼやいた。

 身長差の大きな取組としては、2020年秋場所の序二段で当時身長2メートルの北青鵬と1メートル64の爆羅騎が対戦したという例もある。身長差は今回と同じ36センチ。その時は北青鵬が肩越しにまわしをつかんで振り回すような上手投げで勝っていた。

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