和田アキ子 「はよしゃべりたかった」20年ぶりMステの舞台裏「嫌味じゃなくて…“え、また～？”って」

和田アキ子

　歌手の和田アキ子（74）が25日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に出演。前日24日に20年ぶりに出演したテレビ朝日「ミュージックステーション」（金曜後9・00）の舞台裏を明かした。

　和田はMステで5人組ダンスボーカルユニット「Da-iCE」とのコラボシングル「FUNKEYS」をテレビ初披露。垣花正アナウンサーから「やっぱこの話題、早めにいったほうが…」と振られると、「はよしゃべりたかった。もう緊張しました。ド緊張しましたね、本当に」と振り返った。

　「音合わせとかスタジオでやるんですけど、まず音合わせがスタジオであって、時間をおいてカメラリハーサル。時間をおいてランスルーって本番と同じようにやるのがあるんです」と説明し、「まず音合わせで緊張して。ちょっとSnow Manが5周年ってことで、メドレーでやるっていうのが押しちゃったりして、もう嫌だなって、自分の時間が」と回顧。

　「音合わせって、これ嫌味じゃなくて、よっぽどのことがない限り、やっぱり先輩が最後にするんですよ。どの局でも」とし、「そうすると、“10分押しました”って。“行くんだ！”って発声もして、“よし！”って着替えてやっているので、音合わせからカメリハまでそんなにないっていうから着替えちゃって、メークもやっちゃって。生放送だから時間通りに始まって時間通りに終わるけど、リハーサルって何があるか分からないから。アングルとかもあるし、3回ぐらいノッキングじゃないけど、“え、また～？”って」とボヤいた。

　さらに「緊張してるから、トイレばっかりして。トイレの前に楽屋に入らないマネジャーとかいるから。トイレ行くのに恥ずかしくて。“また～？”みたいな」と苦笑した。

　「“嫌だな”って言いながら始まって」と和田。それでも「緊張しまくったんだけど、Da-iCEがまた上手いことサポートしてくれるから」と感謝した。

　メンバーの大野雄大にエスコートされてステージ中央の階段から登場していた和田。「階段が多いんですよ、意外に。それでタモちゃんたちが座ってる司会席も階段上がるんですよ。それを私は右目が見えないから怖くて、裏口も遠いし暗いから、“Da-iCEにお願い、連れていって”って。最初にMrs. GREEN APPLEが出るんですよ。次は私とDa-iCEが出るのに、怖いから早く上がろうって。早すぎますって。そういうのがあったりして、リハーサルが終わって」と笑った。

　この日は和田とDa-iCEのほか、Mrs. GREEN APPLE、Snow Man、優里、TOMOOが出演。「私1人だけ緊張して。みんな余裕なのよ、慣れてる感じで」と和田。「Mrs. GREEN APPLEの大森くんなんてリハーサルでふざけてて。私だけリハーサルから緊張してるから。みんなそれを笑うのよ」としつつ「みんなに感謝。皆に良くしてもらった。スタッフもそうだし、昨日の出演者、私より若い子ばっかりなのに、ちゃんとリスペクトしてくれて。Snow Manなんてラウールと久しぶりにしゃべったもん」と話した。