【卓球】女子4強は超順当！世界ランク上位4人が進撃 準決勝は早田VS大藤 張本VS伊藤

女子シングルス4強入りを果たした（左から）早田ひな、大藤沙月、張本美和、伊藤美誠

　◇卓球・全日本選手権第5日（2025年1月25日　東京体育館）

女子シングルスの4強が出そろった。

　この日の準々決勝で早田ひな（日本生命）、張本美和（木下グループ）、大藤沙月（ミキハウス）、伊藤美誠（スターツ）が勝利。26日の準決勝は早田─大藤、張本―伊藤が対戦する。

　現在の世界ランクは早田が5位、張本が6位、大藤が7位、伊藤が10位。日本勢の世界ランク上位4人が準決勝に進出した。

　3連覇が懸かる早田は左腕に不安を抱える中での進撃。「今日とまた違う感覚で試合をすることになると思うけど。明日はこの自分で、と現状を受け入れられている。全日本で1試合目よりも2試合目、感覚が良くなってきているなと感じている。今日はしっかり休んで、思う存分ケアをして明日に臨みたい」と闘志を高めた。

　初優勝を狙う成長株の大藤は「（早田は）ケガをされていても、ここまで普通に上がってきている。凄く強い選手で、その選手に明日どういう試合ができるのか楽しみ。表彰台が決まってうれしいけど、優勝を目指して一戦一戦頑張りたい」と力を込める。

　16歳7カ月の史上最年少優勝を狙う張本は、「昨日カット打ちをしたので肩周りの筋肉痛はあったけど、試合中は気にならなかった。それよりも技術面での修正は必要かなと思う」と話した。

　張本と対戦する伊藤は「（張本は）今、一番伸びていて成長が早い選手。完全なチャレンジャーで臨みたい」と気合を入れた。