増田明美氏、大阪国際女子マラソン裏生配信でも細かすぎる選手解説?「ネタはまだまだありますから」
スポニチアネックス / 2025年1月25日 14時12分
元五輪女子マラソン日本代表でスポーツジャーナリストの増田明美さん(61)が25日、「第44回大阪国際女子マラソン」(26日正午、全国ネット)を放送するカンテレ(大阪市北区)で取材会に登場。大会の見所を「テーマはインパクト。世界陸上の選考レースでもあるし、インパクトあるレースで皆が勝負してくる」とレベルの高い好レースを予想していた。
84年ロス五輪に日本代表として出場した増田さん。引退後は綿密な事前取材でマラソンや駅伝の中継では“情報の玉手箱”“細かすぎるおもしろ解説”で知られており、この日も「前日の見どころ生配信」に出演して、出場選手の学生時代のエピソードを披露するなど、40分間の放送でしゃべりっぱなし。その後、取材会に臨んだ。
増田さんと共演する同局1年目の田中友梨奈アナウンサー(23)は中学・高校では陸上部で800メートル、走り高跳びが専門。増田さんを尊敬するあまり関学大3年時に自ら連絡先を調べて「陸上を伝える立場としてお話をお伺いしたいです」とアポを取って大阪、東京で2度対面したほどの大ファン。駅伝、マラソンの実況を担当するのが夢で、今回は大会YouTubeチャンネルでスタート1時間15分前から5時間にわたる“裏生実況”で憧れの増田さんと初共演する。
増田さんは田中アナとの初対面当時の細かい話も。さらに「彼女が就活で目標を達成できて、私もうれしかった」と局アナになる夢をかなえた田中アナを我が子のように応援していたそうだ。
田中アナは「入社1年目からまさかご一緒できるとは思ってなかった」と感無量の面持ち。自身もここ数年のマラソン実況中継を見るなど増田さんに負けじと準備したが、ネタがびっしり書き込まれた“増田ノート”を横目で見て「ひょえーって感じ。私のはまだまだ全然足りてません」と驚きの表情だった。会見でも選手の細かいエピソードを散りばめるなど“増田節”は絶好調。「ネタはまだたくさんありますから」と会見場を沸かせた。
田中アナはかつて、増田さんから「知・好・楽」という言葉を教わった。「物事を知ってる人よりも、好きでいられる人の方が努力できるし、好きでいるよりももっと楽しめた方が上達し、前に進んでいける。そういうモチベーションで頑張っていこうという意味」と説明。「今の自分がそうです」とひとときもこの言葉を忘れていない。来月16日には「第5回全国大学対抗混合駅伝」で中継所の実況を初めて担当する。こちらは“裏生実況”でなく、地上波での本番に挑む。
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