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【全豪OP】パリ・パラ金の小田凱人、連覇夢散「自分の力もう少し出せたら」…ヒューエットにリベンジ許す

スポニチアネックス / 2025年1月25日 16時7分

小田(左)は優勝したヒューエットを祝福する(AP)

 ◇全豪オープンテニス 第14日(2025年1月25日 メルボルン)

 車いす男子シングルスの決勝が行われ、前回覇者で第1シードの小田凱人(18=東海理化)は第2シードのアルフィー・ヒューエット(27=英国)に4-6、4-6で敗れ、2連覇を逃した。女子シングルスを5年ぶりに制した上地結衣(30=三井住友銀行)との日本勢アベック優勝はならなかった。

 昨年の決勝ではヒューエットを破り、全豪初優勝を果たした小田は序盤からミスが目立った。第1セットは3-4から第8ゲームと第10ゲームをブレークされ、先取された。

 第2セットも第2ゲームをブレークされて先行されたが、3-5で迎えた第9ゲームを0-30から粘ってブレーク。意地を見せたものの、第10ゲームはダブルフォールトも響いてブレークバックされ、ヒューエットに1年前と昨夏のパリ・パラリンピック決勝のリベンジを許して涙をのんだ。

 小田は23年の全仏オープンで四大大会を初制覇。史上最年少の17歳1カ月で世界ランキング1位に到達し、パリ・パラリンピック男子シングルス決勝ではヒューエットを破って史上最年少で金メダルを獲得した。知名度も一気に高まったが、大会前のWOWOWインタビューでは「パラリンピックでビッグウェーブがきて、今年どこかのタイミングですごい波を起こしたいですね」とさらなる活躍を誓っていた。

 ▼小田 凄く悔しい。昨日まで調子が良かったので、今日こういう結果になって、もうちょっと頑張れたかなという感じです。自分の力を100%出せなかったので、自分の力がもう少し出せたらという感じでした。

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