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山崎怜奈「この集団制裁感…凄い違和感」 中居正広氏の問題で3つの指摘「いかに愚行であるか」

スポニチアネックス / 2025年1月25日 16時23分

山崎怜奈

 タレント・山崎怜奈(27)が25日、日本テレビ系情報番組「ウェークアップ」(土曜前8・00)に出演。引退を発表した元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルでフジテレビの社員が関与したと報じられている問題について「3つの問題点」を指摘した。

 山崎は、フジテレビが調査委員会から一転して第三者委員会の設置を急きょ決めたことに触れ、「第三者委員会の設置ももちろん大事なんですが、他にも3つほど気になるところがあって」と前置きして自身の見解を披露。

 まず「この問題の根幹はそもそも総務省の放送免許を受けて報道機関としての役割を持っているテレビ局が、ガバナンスを徹底していなくてもある程度組織運営できてしまうような体制と制度の下で長年やってきてしまっている、やれてきちゃったことじゃないですか?」と問題の“根幹”はフジテレビにあると指摘。

 そして「フジテレビの労働組合はもともと80人ぐらいしかいなかったが500人ぐらいに増えて、それだけ多くの不安と憤りを感じている社員も多い、生活がかかっている話だ、ということ」と社員の“怒り”に触れ、「日枝さんが出席する会見を遅くともあさってまでにやるようにという意見書を彼らは出している。それでも無言を貫くのか、自浄能力を社会の中でフジテレビが持つことができるのか?」とフジの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスの日枝久取締役相談役の名前を出して同局の姿勢に疑問を投げ掛けた。

 山崎は2点目にメディアやスポンサーの問題を挙げる。「メディアもスポンサーも週刊文春やネットの声をうのみにして一本やりに事が進んできてしまっている、この集団制裁感というか、凄い違和感があって。そもそもの話、松本(人志)さんの件も旧ジャニーズ事務所の件も週刊文春だけが歴史的に取り扱ってきて。世論の風向きが最近変わってきたからそこに乗っかってテレビも新聞も報じ始めた。それもそれでどうなの?っていう…力を持っているその本人たちだけが悪いわけじゃなくないかっていう」と薄い笑みを浮かべて一気に話した。

 また、被害者やアナウンサーを職業とする人々への誹謗中傷も問題視。「(中居氏のトラブルの)真実が何なのかフジテレビ側から何も出ていない状態で、我々は第三者じゃないですか?この問題に関しては。でも被害に遭われた方や今もアナウンサーとしての仕事を全うしている人たちに対する誹謗中傷が絶えない」とし、「他人のプライベートを自分が見えている範囲だけでジャッジする行動がいかに愚行であるかっていうことを、問題の解決に進むとともにその認識も広がってほしいなと凄く思います」と問題提起した。

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