千秋楽取組決定！初V王手の金峰山は1差で追う王鵬戦 3敗の豊昇龍は琴桜に勝てば巴戦に望み

＜大相撲初場所　14日目＞霧島（手前）をすくい投げで破る金峰山（撮影・五島　佑一郎）

　日本相撲協会は25日、大相撲初場所（東京・両国国技館）千秋楽の取組を発表した。

　優勝の可能性を残しているのは金峰山、豊昇龍、王鵬の3人。2敗で単独首位の西前頭14枚目・金峰山（27＝木瀬部屋）は3敗の西前頭3枚目・王鵬（24＝大嶽部屋）と対戦する。もう一人3敗の大関・豊昇龍（25＝立浪部屋）は大関・琴桜（27＝佐渡ケ嶽部屋）戦が組まれた。

　金峰山は勝てば初優勝。王鵬が勝った場合、豊昇龍が敗れれば2人による優勝決定戦。豊昇龍も勝てば3人による優勝決定巴戦となる。金峰山と王鵬による平幕同士の優勝決定戦なら2012年夏場所の旭天鵬―栃煌山（旭天鵬が優勝）以来13年ぶり2度目。3人による優勝決定巴戦なら2022年九州場所の阿炎、貴景勝、高安（阿炎が優勝）以来13場所ぶり8度目となる。

　金峰山と王鵬は優勝すればともに初優勝。豊昇龍が巴戦を制せば、一昨年の名古屋場所以来9場所ぶりの優勝となる。