張本きょうだいVへ!　兄・智和はストレート勝ち「自分の試合に集中して、妹を応援」

スポニチアネックス / 2025年1月26日 4時37分

＜全日本卓球選手権準々決勝＞田中と対戦した張本智（撮影・沢田　明徳）

　◇全日本選手権シングルス第5日（2025年1月25日　東京体育館）

　卓球の全日本選手権シングルスは準々決勝が行われ、女子は伊藤美誠（24＝スターツ）が4―3で平野美宇（24＝木下グループ）を下して4強入りを決めた。同学年とのライバル対決を制し、3大会ぶり4度目となる優勝へと前進。準決勝では張本美和（16＝木下グループ）と対戦する。男子はパリ五輪代表の張本智和（21＝智和企画）や篠塚大登（21＝愛知工大）らが準決勝に進んだ。

　張本美と張本智がそろって4強に勝ち上がり、史上初のきょうだいVへと近づいた。先に準決勝進出を決めた美和は「頑張ってください、というのがお兄ちゃんにかけたい言葉」とエール。それに呼応するように智和は今大会初のストレート勝ちを収めた。連覇が懸かる智和は「自分の試合に集中して、妹の試合は応援する。そこは変わらない」と最終日を見据えた。