安藤優子氏 長年携わったフジの“クローズ会見”に「私たちはカメラ入れた会見を…要望する立場だった」

安藤優子氏

　キャスターの安藤優子氏（66）が26日放送のフジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。長年報道番組のキャスターとして出演していた同局の現在の状況について思いを語った。

　番組では中居正広氏のトラブルを巡り17日にフジテレビが行った“クローズ会見”や中居氏の引退について取り上げられた。

　「FNNスーパーニュース」、「直撃LIVE グッディ!」など長年、フリーとして同局の情報番組に携わってきた安藤氏は、一部メディアが報じた“性接待”について「一度たりとも、私自身がそれを現認したり、その場に居合わせたり、というかそういう話を聞いたり、そういううわさすら聞いたことがない」と告白。

　「私の見聞きした範囲ですよ」とした上で「でもそれはその通りなのでまず申し上げとこうと」と前置きした。

　また「私たち報道としては常にカメラを入れた会見を何かが起きた時には必ず要望する立場だった」とした上で17日の同局の“クローズ会見”については「テレビメディアとしての自分たちの使命を全く果たしていないっていうことになる」と私見を披露。

　続けて「喚起しなくていい疑念まで喚起してしまったようになったらば、会見したこと自体がマイナスになってしまう」と振り返り「きちっと自分たちの姿勢を見せるためにはどういう会場設定でどういう形でやるかっていうのを危機管理をした上でやるべきだった」と力を込めた。