【卓球】16歳7カ月の張本美和 史上最年少Vならず号泣「まだまだ足りなかった」

＜全日本卓球選手権女子決勝＞レシーブする張本（撮影・沢田　明徳）

　◇卓球・全日本選手権最終日（2025年1月26日　東京体育館）

　女子シングルス決勝で世界ランク6位の張本美和（木下グループ）は同5位の早田ひな（24＝日本生命）に敗れ、16歳7カ月の史上最年少優勝には届かなかった。

　同カードだった昨年の決勝は0―4で完敗。「昨年のリベンジを果たせたら。気を緩めずに戦いたい」と頂上決戦に臨んでいた。

　第1ゲームは3―11と圧倒されると、第2ゲームも6―11と苦しい状況に。第3ゲームもジュースの末に11―13で落として追い込まれると、第4ゲームも早田の勢いを止められなかった。

　張本は「昨年同様、早田選手に0―4で負けてしまった。まだまだ足りなかった」と号泣した。