【大阪国際女子マラソン】鈴木優花 ラスト800ｍで逆転されて日本人2位「急に抜かれてビックリ」

＜大阪国際女子マラソン＞日本人2位でゴールした鈴木優花（撮影・岸　良祐）

　◇大阪国際女子マラソン（2025年1月26日　ヤンマースタジアム長居発着の42・195キロ）

　今年9月に東京で開催される世界選手権の代表選考会を兼ねて行われ、小林香菜（23＝大塚製薬）が自己ベストの2時間21分19秒（日本歴代10位）で日本人トップの2位に入った。9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録（2時間23分30秒）を突破し、大舞台へ前進した。

　パリ五輪6位入賞の鈴木優花（第一生命グループ）が自己ベストの2時間21分33秒で世界選手権参加標準記録を突破し、小林に次ぐ3位（日本人2位）に入った。

　終盤まで日本人トップを快走していたが、残り800メートルで小林に逆転を許した。「沿道の声も聞こえていなかったのか、余裕がなかった。急に後ろから抜かれて正直ビックリしているところはあった」と振り返った。

　「この結果はマイナスととらえていない。収穫のある結果。この悔しさと体感したスピード感を練習に生かして19分台、日本新に近づけるように頑張りたい」と前を向いた。