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逆転Vの豊昇龍、横綱昇進へ! 1日3勝に「疲れました」 横綱への思い「一から頑張ります!」

スポニチアネックス / 2025年1月26日 18時3分

<大相撲初場所千秋楽>優勝インタビューを受ける豊昇龍(撮影・西海健太郎)

 大相撲初場所は26日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が平幕・金峰山(27=木瀬部屋)、王鵬(24=大嶽部屋)との優勝決定巴戦を制して一昨年の名古屋場所以来9場所ぶり2度目、大関昇進後は初の優勝を飾った。審判部は八角理事長(元横綱・北勝海)に臨時理事会の招集を要請、横綱昇進が確実となった。

 優勝インタビューでは「うれしいです」と万感の表情で吐露。「チャンスが出てきた時にこれを逃したくないと思った」と振り返り、優勝決定戦については「何も考えずに自分の相撲を取りたいと土俵に上がった。疲れました」と表情を緩めた。

 「先場所千秋楽で悔しい思いをして、ある方に約束して“1月場所この気持ちでぶつかります”と言って1月場所を迎えました。綱取り場所だったけど1日1番しっかり集中していきたいと思った。結果がついてくればいいなと思った」と笑顔。今場所は「考えすぎて」9日目までに3敗を喫したが、立浪親方からの「楽しくやれ」の言葉に背中を押されたという。

 大関として初の優勝に「凄くうれしいです」と満面の笑みを浮かべた豊昇龍。横綱への思いを聞かれると「一から頑張ります!」と短く決意を語り、万雷の拍手を浴びた。

 昨年九州場所は21年ぶりとなる琴桜との大関同士の千秋楽相星決戦に敗れてあと一歩で優勝を逃した。ダブル綱取りに挑んだ今場所、7日目まで1敗をキープするも、正代と平戸海に痛恨の連敗。平幕相手に3敗を喫し、場所後の横綱昇進は絶望的かと思われた。

 しかし気持ちを切らさずに白星を積み重ねて優勝争いに踏みとどまり、14日目には“同級生”尊富士との3敗対決を制して11勝目。自力優勝の可能性はなかったが、この日の本割では琴桜に先場所の借りを返して12勝目を挙げ、優勝決定巴戦に持ち込んだ。

 巴戦ではまず金峰山を相手に休まず攻め込んで万全の寄り切り。続いて登場した王鵬の突き、押しに耐えると土俵中央でつかまえ、力強く寄り倒しで勝利。顔をゆがめて“よしっ!”とばかりに大きくうなずき、優勝の喜びを表現した。

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