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中村克が“新婚V” 新妻の女優・川島海荷に感謝「つらい時に支えになった」

スポニチアネックス / 2025年1月26日 19時20分

<北島康介杯2025>50m自由形スキンレースを制した中村克は賞金が授与された(撮影・五島 佑一郎)

 ◇競泳北島康介杯最終日(2025年1月26日 東京アクアティクスセンター)

 50メートル自由形で勝ち抜き方式の「スキンレース」が行われ、男子は昨年12月に女優の川島海荷との結婚を発表したの中村克(30=Charis&Co.)が優勝した。結婚発表後では初の日本国内での実戦を制し、賞金12万円の使い道を問われると「(2人で)おいしい物でも食べに行きたい」と笑顔で語った。

 第1レースは3人が2位タイで並ぶ大混戦となったものの、上位4人による第2レース進出が決定。この時点で「僕だけが余力を残していた」と優勝を確信したという。インターバルは4分間あり、過去に国際水泳リーグで実施されたスキンレースの3分間より長いため、次のレースを泳ぐ前には「息が落ち着いていた」という抜群の回復力も勝因となった。

 結婚相手が女優ということもあり、一アスリートである自分自身にもより注目が集まっているいることを感じているという中村。「水泳とは別の注目のされ方をする。今日も(取材の)人が多い」と苦笑いを浮かべつつも、「へたな記録では泳げない」と競技へのモチベーションにもつながっている様子だった。

 この日は川島も観戦。レース終了後にはスタンドに足を運び、短時間ながら言葉を交わす様子も見られた。五輪には16年リオ、21年東京と2大会連続で出場も、昨夏のパリ大会は代表入りならず。「存在自体がつらい時に支えになった」といい、再び闘いの場に戻るモチベーションになったという。目指すは28年ロサンゼルス五輪出場で、そのためにも当面の目標は来年に50メートル自由形の日本記録を更新すること。「彼女も仕事があるので、お互いに頑張りたい」と夫婦二人三脚で夢の舞台へ歩んでいく。

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