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豊昇龍 第74代横綱昇進確実 高田川審判部長「内容も素晴らしかった。文句をつけるところはないと思う」

スポニチアネックス / 2025年1月26日 21時13分

<大相撲初場所千秋楽>豊昇龍(中央)を迎え、感極まる立浪親方(右)。左は女将の舞美さん(撮影・木村 揚輔)

 ◇大相撲初場所千秋楽(2025年1月26日 東京・両国国技館)

 大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が平幕・金峰山(27=木瀬部屋)、王鵬(24=大嶽部屋)との優勝決定巴戦を制して23年の名古屋場所以来9場所ぶり2度目、大関昇進後は初の優勝を果たした。審判部は八角理事長(元横綱・北勝海)に臨時理事会の招集を要請、横綱昇進が確実となった。

 27日の横綱審議委員会の推薦を経て、29日にもモンゴル6人目となる第74代横綱・豊昇龍が誕生する。高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)は「審判部長の責任で判断した」と話し、「特に優勝決定戦の内容も素晴らしかった。それを見ると文句をつけるところはないのかなと思う」と説明した。

 豊昇龍は熱海富士、正代、平戸海の平幕3人に黒星を喫した。それでも高田川審判部長は「力負けしている相撲じゃなかった。今場所は全て前に出ていた。前に出ている結果だから、たまたま負けたという感じ。あとは全部、力でねじ伏せている。前に出ようとして出会い頭でっていう感じだから、負けても評価に値するんじゃないかなと思う」と豊昇龍を評価した。

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