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女子マラソンの超新星・小林香菜 中学時代に全国出場を阻まれた「群馬の天才少女」とは

スポニチアネックス / 2025年1月26日 21時50分

<大阪国際女子マラソン>日本人女子トップでゴールした小林香菜(撮影・岸 良祐)

 ◇大阪国際女子マラソン(2025年1月26日 ヤンマースタジアム長居発着の42・195キロ)

 小林香菜(23=大塚製薬)が自己ベストの2時間21分19秒(日本歴代10位)で日本人トップの2位。9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録(2時間23分30秒)を突破し、一躍“時の人”となった。

 早大時代は競走部ではなくランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」に所属と異色の経歴が注目されているが、群馬県の中学時代は現女子陸上界のトップ選手とし烈なレースを戦っていた。

 2016年に中学3年で出場した群馬県中学校総体「女子1500メートル」で、決勝のスタートラインに並んだのは当時中学2年の不破聖衣来(現拓大4年)だった。

 レースは小林と不破、そして亜大で駅伝など活躍した塚越かれん(当時3年)の三つ巴で進んだが、1100メートル付近で小林は遅れ、不破と塚本のマッチレースになってしまった。

 結果は不破が4分37秒25で優勝。塚本が2位。小林は4分40秒72で3位に終わった。

 中学時代は3000メートルで全国大会を経験したが、1500メートルの総体出場は逃す結果になった。

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