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石破茂首相 フジテレビ問題に言及 旧ジャニ問題等と並べ「企業のガバナンスが効いていないから起こる」

スポニチアネックス / 2025年1月26日 22時48分

石破茂首相

 石破茂首相(67)が、26日配信のYouTubeチャンネル「ReHacQ―リハック―」に出演し、中居正広氏(52)の女性トラブルで社員の関与が報じられているフジテレビに言及した。

 昨年大みそかには、同局「大みそか列島縦断LIVE 景気満開テレビ2024」に出演。大みそかの同局出演は13年連続だったという。「総理になったから出ないというわけにもいけないだろうし、かといって2時間半、目いっぱい出るわけにもいけない」と、約30分だけの出演だったという。

 年末年始にかけ、中居氏の問題から、同局をめぐるさまざまな問題が明るみに出た。同局は一連の問題を受け、17日に港浩一社長が出席して会見を開いたが、メディアを限定したり動画撮影を禁じたりと、多くの制限を設けた。これにスポンサー企業などから批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いでいる。批判を受けて同局は、27日午後4時から、ネット媒体などからの参加も募る、オープンな形であらためて会見を開くことを明らかにしている。

 企業の不祥事でガバナンスやコンプライアンスを痛烈に指摘してきたメディア側が今、そうした企業と同じような立場に立たされ、信頼は失墜の一途をたどっている。メディアの信頼性について、石破首相は「メディア企業のガバナンスの問題なんだけど、これもテレビとかラジオもそういうところがあったかも知れないけど、とにかく視聴率がすべてだみたいな」と指摘。「視聴率がすべてだということになると、情報の真実性の検証がどこまで行われているか。それはそれぞれの報道機関のガバナンスの問題なんでしょうな」としつつも、「それを権力があんまり介入するべきものだとは思わない」と私見を語った。

 真偽不明の情報がまたたく間に広がるSNSと違い、「大手メディアの場合は、企業のガバナンスは効くはず」という。それだけに、「だから今度のお台場らへんのテレビの話にしても、それが効いているんですか?ということが問われているわけでしょう?」と、遠回しにフジの問題に言及した。

 また一昨年、企業ガバナンスの問題が表面化したビッグモーター、ジャニーズを挙げ、「ビッグモーター、ジャニーズにしても、企業のガバナンスが効いていないから事が起こるわけでしょう?それはメディアにおいても一緒じゃないですか」と指摘。「私はフジテレビの社員だったことがないから分からないけど、それがより効くようにしようという議論があるんじゃないかしら?」と、自浄作用に期待した。

 今回の問題は、会見を受けて同局の企業ガバナンスに疑念を持ったスポンサーが大挙してCM差し替えなどを求め、ライオンは差し替え分のCM料を支払わないことを伝える考えを示すなど、同局の経営にさらなる申告な打撃をが懸念される事態に発展している。

 石破首相は「報道機関って、バラエティーとかドラマとかいろいろなものがあるけど、民主主義を機能させる上において、もの凄く重要な役割を果たします」とし、「スポンサー側もそういう意識を持っておられることが大事」と、スポンサー企業側のチェック機能も大切だと指摘。「だって、スポンサーあっての民放だもんね」とも述べた。

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