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フジ何語る?27日“やり直し会見” 弁護士が注目点指摘「ただ単に、自分たちは辞めますではダメ」

スポニチアネックス / 2025年1月26日 23時22分

フジテレビ本社

 弁護士で中大法科大学院の野村修也教授が26日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・00)に生出演し、中居正広氏(52)の女性トラブルで社員の関与が報じられているフジテレビが27日にあらためて開く記者会見のポイントを解説した。

 同局は一連の問題を受け、17日に港浩一社長が出席して会見を開いたが、メディアを限定したり動画撮影を禁じたりと、多くの制限を設けた。これにスポンサー企業などから批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いでいる。批判を受けて同局は、27日午後4時から、ネット媒体などからの参加も募る、オープンな形であらためて会見を開くことを明らかにしている。

 会見には嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港社長のほか、親会社のフジ・メディア・ホールディングス金光修会長も出席予定。しかし、社長、会長を歴任し、同局の役員を40年以上務める日枝久取締役相談役は、同局労働組合の要請にも出席者の中には名を連ねていない。

 会見の注目点について、野村氏は「何と言っても経営陣の進退についてどういうことが言えるか」と、まずは経営陣について指摘した。「4名の方が出ていますけど、その上にさらに日枝さんがおられますよね。日枝さんの進退がどうなるか、注目を集まっていますので、そこに対する答えが出るのか」。さらに、経営陣の進退が明らかになった後の局のビジョンを示せるかも大切だという。「ただ単に、“自分たちは辞めます”ではダメなんですよね。次はどういう体制になるのか言えるのかどうかも一つ問題だと思います」と述べた。

 プライバシーに配慮しながらも、調査内容の開示度合も大きなポイントだという。「調査に関連するところで質問があると思う。言えるところはどこまであるのか分かりませんが、ぎりぎりまで言えるところは出していけなければならないとは思います」と見通した。

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