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卓球・松島輝空 歴代3位の年少記録17歳8カ月でV 「次は選手で」母に誓ったロス五輪へ新たな一歩

スポニチアネックス / 2025年1月27日 4時17分

<全日本卓球選手権男子決勝 松島輝空・篠塚大登>優勝し笑顔の松島(撮影・沢田 明徳)

 ◇卓球全日本選手権男子シングルス決勝 松島輝空4―1篠塚大登(2025年1月26日 東京体育館)

 決勝が行われ、男子は松島輝空(そら、17=木下グループ)が4―1で篠塚大登(21=愛知工大)を下して初優勝した。17歳8カ月の頂点は張本智和の14歳6カ月、水谷隼の17歳7カ月に次ぐ歴代3位の年少記録となった。女子はパリ五輪銅メダルの早田ひな(24=日本生命)が張本美和(16=木下グループ)をストレートで退け、3年連続4度目の優勝を果たした。

 物おじしない17歳が先輩たちを次々と撃破した。左腕からパワフルなボールを繰り出す松島輝は、準決勝で張本智、決勝で篠塚を圧倒。パリ五輪代表の2人に勝ち「大舞台で倒したいと思っていた」と感慨に浸った。

 祖父母が営む田阪卓球会館で競技を始め、コーチを務める両親らに育てられた。幼い頃からメディアに取り上げられてきた天才少年。パリ五輪代表の座も争い、最後は篠塚との一騎打ちに敗れて失意を味わった。

 補欠としてのパリ同行に当初は難色を示したという。だが、父・卓司さん(44)らに「チームのために動くことを学ぶのも大事」と説得され、サポートに徹した。帰国後には母・由美さん(44)に「次は選手で行くから。待っといて」とメールで決意を示した。

 張本智、水谷に次ぐ歴代3位の年少優勝。だが、これも通過点に過ぎない。「ロス五輪のシングルスに出るという強い気持ちを持って頑張りたい」。高校生ながら貫禄たっぷりのサウスポーが、新たな一歩を踏み出した。 (西海 康平)

 ◇松島 輝空(まつしま・そら)2007年(平19)4月29日生まれ、京都市出身の17歳。祖父母も含めた卓球一家で育ち、0歳からラケットを握り、3歳から田阪卓球会館で本格的に競技を始める。小学1年から世代別の全日本選手権を6連覇。昨年の世界選手権団体戦代表。左シェークドライブ型。家族は両親と弟、妹2人。1メートル72。左利き。

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