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竜党が躍動心待ちに…ドラフト1位・金丸夢斗 キャンプ2軍スタートも焦る必要はない

スポニチアネックス / 2025年1月27日 8時3分

<中日新人自主トレ>ダッシュで汗を流すドラフト1位・金丸(撮影・椎名 航)

 竜党の多くが、バンテリンドームのマウンドで躍動する姿を心待ちにしているはずだ。ナゴヤ球場での新人合同自主トレに励む中日のドラフト1位・金丸夢斗投手(関大)だ。

 「焦らずに、体幹トレなど1月はしっかり体力面を強化してレベルアップできるようにやっていきたいです」

 昨年5月に腰の骨挫傷を発症。患部の状態は良好で順調に回復しているが、故障から守りたい井上監督の“親心”から、2月1日から沖縄で始まる春季キャンプは、2軍・読谷スタートとなった。

 アマチュアNo.1投手の称号に、ふさわしい好素材なのは不変。最速154キロの直球にスライダーやスプリットなどが武器で、新人合同自主トレでは、本人は「出力は5割くらい」というキャッチボールでも、その直球は球威抜群。キャッチボール相手を務めた同2位・吉田(西濃運輸)に聞けば、「本当に球が強いですよね、ドーン!って感じ」と目を丸くするほどだ。

 昨年3月の侍ジャパン強化試合では、欧州代表から2回無安打、4奪三振と圧倒した。既に即戦力としての能力の一端は示しており、期待は高まる。

 一部別メニューで始まった新人合同自主トレも、少しずつ強度を上げている。序盤は、腰の負担になり得るシャトルランのような切り返し動作を必要とする練習は避けてポール間走に励んでいたが、徐々にダッシュ系の練習にも参加。キャッチボールの距離も40メートルほどに伸ばすなど段階を踏んでいる。

 「キャンプに入ってから捕手を座らせて投球しようと思っています。腰の状態もよくなっているし、まだまだ全体的に体がプロのレベルに達していないと思うので、しっかり強化したいと思います」

 言葉の端々から、新人離れしたクレバーさが、にじみ出る。開幕はまだ先で、シーズンは長い。焦る必要はないことを分かっている。1年目の目標は、球団投手では98年川上憲伸以来となる新人王。ドラ1左腕から目が離せない。(記者コラム・湯澤 涼)

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