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大栄翔が11勝!大関獲りの起点となる大きな白星「意味合いは変わってくる」「続けないと意味がない」

スポニチアネックス / 2025年1月27日 8時22分

<大相撲初場所千秋楽>阿炎を攻める大栄翔(左) (撮影・西海健太郎)

 ◇大相撲初場所千秋楽(2025年1月26日 東京・両国国技館)

 関脇・大栄翔(31=追手風部屋)が小結・阿炎(30=錣山部屋)を下して11勝目を挙げた。

 阿炎の突っ張りに土俵際まで後退したが、右で下からあてがって攻め返すとさらに強烈な左喉輪で押し出し。「落ち着いて対処できた。良い相撲取れた」と好内容を振り返った。1年の初めの場所を好成績で取り終え「スタートがよかったので、良い1年にできるように自分で努力していきたい」と話した。

 上位で安定した好成績を続けており、三役での勝ち越しは4場所連続。三役で11勝以上挙げるのは、優勝決定戦に進出した一昨年春場所以来となった。大関獲りの起点となる大きな勝ち星。「意味合いは変わってくる。続けないと意味がないので、稽古してしっかり頑張ります」。これまで何度も挑戦して届かなかった大関獲りへの一歩を踏み出し、言葉に力を込めた。

 今場所、部屋の弟弟子で付け人を務めたこともある大喜翔(24)がケガ明けの復帰場所で序ノ口優勝。内弟子で埼玉栄高の後輩でもある大斧(19)が三段目優勝。さらに付け人で同じく高校の後輩の幕下・日翔志(27)が関取復帰を確実とした。部屋頭の31歳は「部屋にとってプラス。若い衆も刺激を受けて相乗効果で強くなれれば」と弟弟子たちの活躍を喜んだ。

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