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ウクライナ出身の獅司が十両優勝!「自分の相撲見せたかった」“雷ファミリー”の教えに感謝

スポニチアネックス / 2025年1月27日 8時26分

現場代表 ノークレジット<大相撲初場所千秋楽>安青錦の祝福を受ける獅司(左)

 ◇大相撲初場所千秋楽(2025年1月27日 東京・両国国技館)

 2敗で十両単独首位のウクライナ出身・獅司(28=雷部屋)が友風(30=中村部屋)を下して十両優勝を決めた。

 勝てば優勝決定、敗れれば同郷の後輩・安青錦(20=安治川部屋)との優勝決定戦にもつれ込むという大事な一番。相手の引きに落ちそうになる場面もあったが、前に出ながら右を差して休まず攻めて押し倒し。引き揚げた花道では師匠の雷親方(元小結・垣添)に握手で祝福された。「うれししです。とにかく前へ前へ、自分の相撲を見せたかった」。前日に師匠からもらったアドバイス通りの相撲を取りきり、感謝の思いとともに喜びをかみしめた。

 “雷ファミリー”の力が自身初の各段優勝につながった。昨年夏頃から、立ち合い右足踏み込みで右前ミツを取る左四つの形を習得。「立ち合いはママのコーチに教えてもらっている」と明かした。「ママ」は、雷部屋のおかみで日大相撲部出身の垣添栄美さん。「コーチ」とは、日大相撲部コーチで栄美さんを指導した現・陽光セントラルグループ相撲部監督の對馬英人さんのこと。栄美さんが現役時代に得意とした形を教わり飛躍のきっかけをつかんだ。さらに、今場所前には正月休みで帰省していた師匠の長男・垣添玄空君(埼玉栄高相撲部2年)と一緒に筋力トレーニング。強豪校で行われている独自のトレーニング方法も教わったという。優勝後のインタビューでは「親方、おかみさん、応援してくれる人みんなのために」と感謝の思いを込めた。

 これで西十両4枚目で13勝。先場所は新入幕で5勝10敗と跳ね返されたが、1場所での幕内復帰が確実となっている。「幕内で勝ち越して、十両に落ちないように頑張ります」。いろいろな教えを吸収して力をつけ、再び幕内の土俵で勝負していく。

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