きょうフジ会見 内容は“未来”の話中心に？風間俊介「むしろ社会のアレルギーが起きてしまうのでは」

風間俊介

　弁護士で中大法科大学院教授の野村修也氏（62）が27日、日本テレビ「ZIP！」（月～金曜前5・00）に生出演。元タレント・中居正広氏（52）の女性トラブルで社員の関与が報じられている同局が同日にあらためて開く記者会見について解説した。

　野村氏は「第三者委員会が設置されましたから、調査に協力する意味では、あまり不用意なことを先には言えないという問題があるので、やはり答えられないということも出てくると思う」と説明。また、中居氏を巡るトラブルの具体的な内容についても「中居さんと女性との間には示談が成立していて、お互いに守秘義務を負っているという形になってますから、情報を不用意に外に出せないという問題があるわけですよね。そうなりますと、そこに触れるような質問については、当然会社側としても答えられないということにはなってくる」と語った。

　そのため、会見では“今回の騒動で打ち切りとなった番組の後にどのような番組を作ろうと思っているのか”“どういう会社に生まれ変わりたいと思っているか”といった「未来」の話題が中心になると分析した。

　すると、風間俊介は「今問題になってるのは過去のことだと思うんですね。そして、その過去のことっていうのが解決してない、お話できない中で、未来を語るっていうのは、むしろ社会のアレルギーっていうのは起きてしまうのかなとも思うんですけど」とコメント。

　これに対し、野村氏は「おっしゃるとことは非常に難しいとは思うんです。ただ、全部の質問に答えられませんということになると、前回の記者会見とやはり同じような評価を受けてしまうわけですね。今、一生懸命やってるのは、おそらくどこまでは言えるんだろうかということは、徹底的に今、考えていると思うんです。だから、可能な限り出せる情報は出すと思うんですけども、それと連動するような形で“自分たちはそこを大きな問題だと考えているので、できればこういうような会社に変えていきたい、体質改善していきたい”と一緒に言ってくるんじゃないかなという気はします」と話した。