元フジ女性アナ 在籍時は会食出席「無理しなくていい」助言 「イメージ変わらないだろうけど」覚悟の発言
スポニチアネックス / 2025年1月27日 14時41分
元フジテレビアナウンサーでフリーの中村仁美(45)が27日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、中居正広氏(52)の女性トラブルに社員の関与が報じられている同局がこの日、開催する会見についてコメントした。
同局は一連の問題を受け、17日に港浩一社長が出席して会見を開いたが、メディアを限定したり動画撮影を禁じたりと、多くの制限を設けた。これにスポンサー企業などから批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いでいる。批判を受けて同局は、27日午後4時から、ネット媒体などからの参加も募る、オープンな形であらためて会見を開く。
会見には嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港社長のほか、親会社のフジ・メディア・ホールディングス金光修社長も出席を予定している。
中村は17年まで15年間、同局に在籍した。同局社員が女性アナウンサーを“上納”したなどと一部で報じられているが、中村は「当時、会食とかも、もちろんありました」と前置き。「ただ、私が長らくレギュラーをやっているスタッフは、“中村、無理して会食とか行く必要ないからね。嫌なら嫌と言っていいから。それは同じレギュラーをやっているタレントさんから直接、誘われた会食であっても断っていい”と言われて、フジテレビ時代を過ごした」と、自身のケースを明かした。
一方で、「ただ、これを言ったところで世論のイメージは変わらないと思うし、むしろそんなはずないだろう、うわさで聞いていたはずだろうと、皆さんは思うと思う」と、自分の言葉だけでは理解を得られるとは思っていないことを打ち明けた。
それだけに、会見で求められるのは、経営陣たちの姿勢だという。「これまでも、今日も、真摯に番組作りに向き合っているスタッフを守れるのは、今日の会社の言葉でしかないと思っていて。うそ偽りない言葉で、保身が一切ない言葉でちゃんと話せるところまで被害者のプライバシーを守りながら話すこと以外、社員を守ることはできない」と指摘。「これだけ日数がない中で、調査中ですと言って全部言えなかったことがどこまで言えるか。上層部を一新しますだけじゃ、世論が、というか誰も納得しない。どこまで話せるのか、いち元社員として気になっているところです」と、古巣の命運をかけた会見の行方を見守る姿勢を示した。
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