元フジ女性アナ 古巣めぐる問題で自己反省「局員としてやるべき正しい姿勢と…」「猛省しなければ」

中村仁美アナウンサー

　元フジテレビアナウンサーでフリーの中村仁美（45）が27日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、中居正広氏（52）の女性トラブルに社員の関与が報じられている同局がこの日、開催する会見についてコメントした。

　同局は一連の問題を受け、17日に港浩一社長が出席して会見を開いたが、メディアを限定したり動画撮影を禁じたりと、多くの制限を設けた。これにスポンサー企業などから批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いでいる。批判を受けて同局は午後4時から、ネット媒体などからも記者が参加し、オープンな形であらためて会見を開く。

　同局社員が女性アナウンサーを“上納”したなどと一部で報じられており、MCのフリーアナウンサー石井亮次からは「周りでは接待とか上納はなかった？」と問われた。

　中村は「ただ、20年くらい前の話ですから、もちろん男性上位の考え方を持った方は社内外問わずいました」と、当時の周囲の雰囲気について明かした。「私もマスコミに染まっていたなと思うのは、相手に嫌な思いをさせないで、その場の空気を壊さずあしらう、かわすことが局員としてやるべき正しい姿勢と思ってしまっていて」とも説明。「それが積み重なって、一部の方を勘違いさせて、今回あったような事件につながってしまったのであれば、私たちも猛省しなければいけないとは思っています」と、自戒の念を込めて話した。