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フジ全盛期を知る「めちゃイケ」D、テレビで“忖度が起きてしまう”理由を指摘 「その通り」称賛の声

スポニチアネックス / 2025年1月27日 15時7分

フジテレビ社屋

 「めちゃ2イケてるッ!」や「人志松本の酒のツマミになる話」など人気番組を多数手がけた演出家の松本泰治氏が、27日までに自身が代表を務める「株式会社リンガス」のYouTubeチャンネルを更新。昨今のテレビ情勢について、思いを述べた。

 この日の動画には、「めちゃイケ」でタッグを組んだ放送作家・奥田泰氏がゲスト出演。「【対談】めちゃイケの戦友の構成作家とテレビ局について考えてみた」と題する動画で、元タレント・中居正広氏の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビについて語り合った。

 長年、テレビの第一線で活躍してきた2人。だが、奥田氏は「ここ何年、テレビ局のスクープって見たことない」と切り出し、「テレビ局の報道記者は何人いる?あんなに大きな会社で、週刊誌よりもたくさん記者がいて当たり前じゃないですか」と指摘した。

 過去には日本テレビ系の桶川ストーカー殺人事件に関する報道や、日本航空123便墜落事故の生存者の映像を流すなど独自の取材を取り入れていたというが、最近では「世間の情報を、好きな情報だけ抜いて使ってる」と吐露。「ネットの誰かもわかんない、中学生かもわからない人のしゃべってることを紹介するじゃないですか。自分たちで調べて自分たちでやったりしていないのかな。週刊誌の情報とかを、あたかも本当のようにテレビでやるじゃないですか。テレビは何してるんですか?」と、そもそもの報道に関する昨今の姿勢を疑問視した。

 松本氏も、朝の情報番組では新聞記事の一部に赤線を引いたテロップで、好きな情報のみをピックアップしていると指摘。奥田氏は「自分たちで扱いたいものだけを扱って…って。今はSNSを書き込みを紹介していて、SNSの意見も、自分たちの都合のいいものを拾って…じゃないですか。楽勝じゃないですか?」といい、「そもそもマスメディアとして取材して報じるっていうのを見ていない。会社規模が大きく、映像付きで出すことができる凄いところなのに」と、信頼を回復するためには「まずは報道から」だと私見を述べた。

 松本氏も「フジテレビの中居さんの報道も、真相わからないのに、一個やったらみんなが一斉にぶわって…」と共感。そして「報道とエンタメを分けなあかんのよ。一緒にしてるから、日本のメディアって稚拙になってしまってるのよ」と持論を展開し、「海外は分けていて、CNNは報道しかやってない。他は別会社。海外のテレビマンは、“自分は報道人間”という意識を持っているけど、フジテレビ局員は、他のテレビでもそういう思いを持ってる人もいるかもしれないけど、一緒くたになってるから、忖度が起きる」と独自の見解を述べた。

 この動画には「確かにニュースをエンタメ化するのよくないですね。あと、街の声、ネットの声はあてにならないと思います」「確かによく見るそれに対してSNSの声は~みたいなんでクソどーでもいいそこら辺の一般大衆の声紹介するのはあれはまじで聞くに絶えないす」「ずっと思っていた事松本さんが言ってくれてる」「今、テレビがネットのまとめサイトみたいになってますよね」「散々SNSの事を悪く言う割にチャバネ言うように都合良い時だけ『SNSの声』って紹介するよね」「メチャクチャ共感する意見ばかりだった」と、さまざまなコメントが寄せられた。

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