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フジ嘉納会長 被害女性に「願わくば、ご本人にお会いして直接おわびしたい」「放送業界の信用失墜に…」

スポニチアネックス / 2025年1月27日 16時32分

<フジテレビ会見>登壇する(左から)港社長、嘉納会長

 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で記者会見を開いた。会見開始前には港浩一社長、嘉納修治会長の辞任が発表され、新社長には清水賢治専務が就任すると発表された。

 会見には最初、港浩一社長、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長の4人が登壇。謝罪後に清水新社長が登壇し「ゼロからのスタート」とあいさつした。直前には社長と会長の辞任が発表され、会見場も騒然。多くのメディアが詰めかけた会見は混乱の中スタートした。

 嘉納会長は謝罪の言葉を繰り返し「私自身が人権への認識が不足していた」「弊社のこれまでの対応が彼女にとって深い失望を抱かせてしまったのだと思います…願わくば、ご本人にお会いして直接おわびしたい」「放送業界の信用失墜にもつながりかねない事態を招いてしまったことについて深くおわび申し上げます」と厳しい言葉を並べた。

 次にマイクを持った港社長は「このたびはこのような事態を招いた責任を痛感しており、株式会社フジテレビジョンの代表取締役社長と、株式会社フジ・メディア・ホールディングスの取締役を辞任いたしました」「カメラを向けて疑惑を追及した弊社が、カメラから逃げたと言われても仕方ないことでした。メディアの信頼を揺るがせたことを反省しております。多大な迷惑をおかけしました。改めてお詫び申し上げます」「私も第三者委員会の調査対象となっており、全面的に協力して、真実の解明と再発の防止、企業風土の刷新に向けて尽力していきたいと考えております。改めてまして、今回の一連の報道により視聴者の皆様並びに全ての取引先の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと申し訳ございません」と終始厳しい表情で謝罪と考えを述べた。

 17日に行った港社長の“やり直し”。この時はメディアを限定した上で動画撮影も禁じるなどの制限下で行ったため、スポンサー企業をはじめ批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いだ。今回は社を限定せず動画撮影も可能とし、全質問に答えるとしている。ただプライバシー保護のため10分遅れの放送や配信を各媒体に求めた。

 23日には初めて社員に向けた説明会を開催。港社長と嘉納会長が出席し、第三者委員会の設置や27日にオープンな会見を開くことなどを説明。社員からは港社長の進退を問う厳しい質問も相次いだ。この時、17日の会見について聞かれた港社長は「会見が終わって失敗したと思った」「報道する立場からしたらあり得ないことをした。反省している」と語った。

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