山崎武司氏「1年生がそこに食い込むのは大変」 中日のドラ4捕手・石伊のハードルを指摘

＜中日新人自主トレ＞メディスンボールを投げるドラフト4位・石伊（撮影・椎名　航）

　東海テレビ公式チャンネル「ドラHOTpress」に山本昌氏（59）、山崎武司氏（55）の中日レジェンド2人が出演。中日のドラフト4位・石伊雄太捕手（24＝日本生命）のレギュラー獲りの条件を探った。

　1軍北谷キャンプスタートが決まった石伊。即戦力として期待されているが、山崎氏は「井上監督がキャッチャーに何を求めているのか。ディフェンスオンリーなのか、打たなきゃダメなのか」と、井上一樹監督（53）の構想次第と指摘した。

　ただ、昨今の捕手起用の傾向は石伊には不利だ。

　山崎氏は「ピッチャーがキャッチャーを指名する時代になったので、どのキャッチャーがどのピッチャーの信頼を得ているかで（起用は）変わってくる。1年生（石伊）がそこに食い込むのは大変」と解説した。

　山本氏は「あの肩があるので、インサイドワーク覚えて（打率）・250打ったらレギュラー？」と条件を挙げた。

　山崎氏も「出場機会は増えるでしょうね」と、打率・250が捕手起用の目安になると認めた。