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テレビ朝日「報ステ」約33分にわたってフジ会見報じる 日枝久相談役に関する報道も

スポニチアネックス / 2025年1月27日 22時35分

テレビ朝日社屋

 テレビ朝日は27日、同局「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)で、中居正広氏(52)の女性トラブルで社員の関与が報じられているフジテレビが同日にあらためて開いた記者会見の模様をトップニュースで報じた。

 会見には嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港社長、28日付で社長に就任する清水賢治専務のほか、親会社のフジ・メディア・ホールディングス金光修社長が出席。会見開始前には、27日付で港社長、嘉納会長が辞任すると発表された。謝罪後に清水新社長が登壇し「ゼロからのスタート」とあいさつした。

 報道ステーションでも約33分にわたってこの会見の様子を取り上げた。会見の様子を映像で放送し、一連のトラブルの時系列を新たに説明。また、フジテレビが問題を把握していたにも関わらず、情報を周知させる社員を限定したことも指摘。事情を知らないスタッフが中居氏を同局のスポーツ特番の司会にキャスティングしたことも報じた。

 静止画での報道となった17日の会見についても、「メディアの信頼を揺るがす、やってはいけない形式だったと深く反省しています」という港社長の謝罪の様子を伝えた。

 そして、フジサンケイグループ代表で株式会社フジテレビジョン取締役相談役、株式会社フジ・メディア・ホールディングス取締役相談役を務める日枝久氏についても取り上げた。この日、日枝氏は会見を欠席。番組では、日枝氏の影響力を認める金光氏の発言が放送された。

 キャスターを務める小木逸平アナウンサーは「会見の中で何度も出てきたのは“人権意識”という言葉でした」と指摘。「我々が若かった頃は緩かったりとか、時代の空気があったなと思いますけど、今の時代は人権意識が高い。昔のやり方や雰囲気を引きずってきてしまっている部分があるのかなと思う」という、企業風土に関する港社長の答弁を取り上げた。

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