堀潤氏 フジテレビ“やり直し”会見 怒号飛び交い、30分膠着も…「今回の会見、無意味ではなかった」

元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏

　元NHKアナウンサーでジャーナリスト堀潤氏（47）が27日、自身のX（旧ツイッター）を更新。中居正広氏（52）の女性トラブルで社員の関与が報じられているフジテレビが同日にあらためて開いた記者会見について言及した。

　堀氏も会見に参加。TOKYO　MXのレギュラー番組はスタジオから出演した。

　会見は午後10時過ぎても続いた。途中怒号が飛び交ったり、記者から要領を得ない質問が10分以上繰り返されて、騒然となる場面もあった。

　投稿では「カリフォルニアに住んでいた時に、現地で様々な会合を取材しました。質疑応答の時間に手を挙げた質問者が滔々と持論を述べ始めると、必ずと言っていいほど『Question！（質問を！）』と声が上がっていたのを思い出します」と回想。

　「ただ、色々なスタイルがあって、周囲が苛立つような瞬間に、登壇者も苛立ち、思わぬ本音が出てくることも。そして、その状況が次の議論の扉を開くことも。だからこそ、会見はオープンであるべき。答える側も、質問者も視聴者のみなさんに問われる場になっている今回の会見は無意味ではなかったかと思います」とした。

　「四時台、手を挙げ続けたけど、当たらず残念ではありましたが。番組もありひと足先に引き上げましたが、会見は休憩を挟んで、いまも続いています。こちらは、会見の様子もみつつ、明日の放送に向けてガザのこと、コンゴ民主共和国のこと、国会のことなどを」と結んだ。