フジ港浩一社長 辞任の意思は23日の社員説明会「以前です」「社員の声はとても重く受け止めました」

＜フジテレビ会見＞会見に臨んだ港社長は終始厳しい表情を見せた

　元タレント中居正広氏（52）の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で2度目となる記者会見を行った。7時間を超える会見の中で港浩一社長（72）は、自身の進退について決断した時期について語った。

　港社長は「日付の確定はできません。が、先週のうちには」と質問に回答。その後、23日に行われた社員説明会の前か後か聞かれ「（23日）以前ですね」と答えた。

　そして23日に社員を前にし「社員の声はとても重く受け止めました。社員は日々の業務を一生懸命やっていますので、それに経営陣として経営者としてしっかり応えることができていない…本当に責任を感じましたし、社員の声はとても重く受け止めました」と語った。

　この日、会見直前に株式会社フジ・メディア・ホールディングスは港社長と嘉納修治会長の辞任を発表した。