「早稲田ホノルルマラソン完走会」の小林香菜、常夏の舞台で走るのは引退後? 河野監督「提案したけど…」
スポニチアネックス / 2025年1月28日 8時38分
大阪国際女子マラソンから一夜明けた27日、日本歴代10位となる2時間21分19秒で日本人最上位の2位に入った早大のランニングサークル出身の小林香菜(23=大塚製薬)が大阪市内で記者会見に出席した。
自己ベストを一気に3分40秒も更新し、今年9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録を突破。「いまだに実感がわかないけど、とてもうれしい一心です。信じられないぐらい反響が大きくて、久しぶりの友人からも連絡が届いていて、まだ返事をできていない」と笑みを浮かべた。
1週間程度の休養を経て本格的にトレーニングを再開する。世界選手権に出場できるかは流動的ながら、今後は4月12日の日本選手権1万メートルや同27日のぎふ清流ハーフマラソン、5月11日の仙台国際ハーフマラソンなどの出場も検討している。
「マラソンを楽しく走りたい」という理由から、大学では「早稲田ホノルルマラソン完走会」に所属した。ただ、4年時に迎えた23年のホノルルマラソンに出場予定だったが、翌年1月の大阪国際女子マラソンにネクストヒロイン枠での出場が決まり、出走を取りやめた。
今後、調整などでホノルルマラソンに出場することはあるのか。大塚製薬の河野匡監督は笑って否定した。「(今後に)ホノルルを走ってから大阪国際に向かうか、と提案したけど、本人は“練習で走るのは嫌です”と。ホノルルは友達と楽しく走りたいみたい」。マラソン界のニューヒロインが常夏の舞台で走るのは、競技生活を終えてからになりそうだ。
◇小林 香菜(こばやし・かな) 2001年(平成13)4月4日生まれ、群馬県前橋市出身の23歳。前橋三中2年の時に学内駅伝で楽しさを感じて陸上部へ。3年時に3000メートルで全国大会出場、群馬代表で都道府県対抗駅伝出場。早大本庄に進み、大学では法学部。美絵さんによると、総務省を目指して国家公務員試験を志し、4年まで通塾していた。早大時代は登山サークル「山小屋研究会」にも属し、槍ケ岳などに登頂。前回大会はネクストヒロイン枠での出場が決まり「ホノルルマラソン完走会」ながらホノルルマラソン出場を取りやめた。名前の由来は「4月生まれなので菜の花から取った」(母・美絵さん)。1メートル54。
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