めざまし8出演弁護士「最低限の合格点」フジ“やり直し会見”信用失墜「ギリギリ食い止めることができた」

フジテレビ社屋

　企業不正に関する多くの調査報告に関与し日本ガバナンス研究学会理事でもある東京霞ケ関法律事務所の遠藤元一弁護士が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。元タレント中居正広氏（52）の女性トラブル騒動を巡って、同局が2度目の会見を開いたことに言及した。

　番組では冒頭から前日に行われた2度目の会見を詳報。会見内容を(1)フジ社員関与の有無(2)トラブル把握後の対応(3)中居氏なぜ起用継続(4)日枝氏含む経営陣の対応・進退(5)第三者委員会の調査詳細(6)信頼回復への道筋、と「6つの焦点」に分け、取り扱った。

　MCを務める谷原章介から「会見をご覧になってどうですか？」と尋ねられ、遠藤弁護士は「一言で言いますと、フジテレビがこれ以上、信用失墜するところまではギリギリ食い止めることができたと。そういう意味では成功だったと思います」と率直な感想を口にした。

　続けて「もちろん中身はまだいろんな課題がありますし、改めて第三者委員会の検証とは別に自ら検証する必要があるのかなと思っています」としたものの「結果としては最低限の合格点が付くのかなと思っております」と私見を述べた。