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「御上先生」生徒黙らせた言葉が…皮肉にも「フジ会見」にグサリ 「ドンピシャ」「記者たちが」驚きの声

スポニチアネックス / 2025年1月28日 10時17分

日曜劇場「御上先生」第2話。授業する御上孝(C)TBS

 俳優の松坂桃李(36)主演のTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜後9・00)の第2話が、26日に放送された。第2話のラストでは、初回冒頭で起きた国家公務員採用試験殺人事件の犯人が明かされた。初回に続き現代社会に“刺さる”名言が満載で、視聴者からはさまざまな意見が上がった。

 <以下、ネタバレあり>

 同作は、松坂演じる東大卒の「文部科学省エリート官僚」が出向で私立高3年の担任教師になったことを機に、生徒を導きながら教育制度を現場から壊して権力に立ち向かう物語。映画「新聞記者」などで知られる詩森ろば氏によるオリジナル脚本で、「ドラゴン桜」(21年)や「VIVANT」(23年)、「アンチヒーロー」(24年)など数多くのヒット作を手掛けた飯田氏がプロデューサーを務める。松坂の日曜劇場出演は、大ヒットとなった「VIVANT」以来で、主演は初めてとなった。

 初回、令和6年国家公務員試験採用総合職一次試験の会場のシーンで、受験生が刺されるという衝撃シーンで幕を開けた。この事件が、御上(松坂)の赴任先である私立隣徳学院3年2組の生徒・神崎拓斗(奥平大兼)が過去に作成した「教師の不倫を暴いた学級新聞」と関連がある――というところで幕を閉じた第1話。第2話では、神崎の新聞によって学校を辞めた冴島悠子(常盤貴子)が、殺人事件の犯人の母親だったということが発覚。事件を軸として、物語が展開していく。

 御上の赴任や事件の発覚などにより、受験を控えた3年2組の生徒からは不満が爆発。将来弁護士を目指している生徒・櫻井未知留(永瀬莉子)は「勉強に集中できない」と御上に直談判する。だが御上は、「放置したから、問題が深くなった。ここでまた放置したら、もっと集中できなくなるんじゃないの」と、学園のひずみを見て見ぬふりをして放置したことが、今回の事件を生んだと指摘。続けて「君たちが目指している仕事は、いついかなる時も集中しなくちゃできない仕事ばかりだよ」と告げ、生徒たちを黙らせた。

 同作では、不倫発覚で学校を追われたのがなぜ男性教師でなく女性教師だったのか、御上の赴任によって担任の座を追われたのが唯一の女性担任であった是枝文香(吉岡里帆)だったことへの疑問や、定型文で追及をかわす「霞が関文学」への批判など、現代社会にはびこるさまざまな問題を痛烈に皮肉している。

 そんな中で、放送翌日の27日には元タレント中居正広氏の女性トラブルを巡る一連の対応をめぐりフジテレビが10時間以上に及ぶ会見を行った。まさに御上のいう、「放置したから、問題が深くなった」典型的な例で、ドラマ視聴者からは「ちょうどやってる御上先生の脚本がフジの件で頭に浮かぶなぁ…」「内容ドンピシャ」「御上先生の内容がフジの一連を言及してる様でおもろい」「フジテレビ記者会見、この一連の問題に御上先生なら“パーソナルイズポリティカル”と言うのだろうか…」「御上先生でちょうど取り上げられてた内容だこれ」「フジ会見、記者たちがもっと落ち着いてほしいな。怒声や罵声やヤジを聞きたい訳じゃない。昨日見た御上先生の教室と雲泥の差だわ」「フジの会見みてると昨日の御上先生が思い出されてくるわ」と、この問題と作品を重ねる声が相次いだ。

 殺人事件の犯人が発覚し、ますます目が離せない同作。注目の第3話は、2月2日に放送される。

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