高橋克典 NHK BS「大岡越前」再主演「伝統大切にしつつ、私の個性織り交ぜながら役に向き合いたい」

「大岡越前8」で主演を務める高橋克典（C）NHK

　NHKは28日、俳優の高橋克典（60）がNHK BS時代劇「大岡越前8」で再び主演を務める新シリーズを制作すると発表した。今年放送で全8回。

　江戸庶民の暮らしと命を守る名奉行の活躍を描いた作品。高橋が主人公・大岡忠相を演じる。「大岡越前」は、SMILE―UP.社（旧ジャニーズ事務所）の東山紀之社長が10年間主演を務めた人気シリーズ。東山氏が芸能界を引退したため、2024年の「大岡越前7」で高橋が新たにバトンを受け継いだ。

　高橋は「この度、『大岡越前8』において、再び大岡越前役を務めさせていただくことになりました。幼少期から憧れてきたこの役に、再び挑戦できる機会をいただけたことに心から感謝しております。先代の大岡越前を演じてこられた素晴らしい俳優の皆様が築き上げた伝統を大切にしつつ、私自身の個性や解釈を少しずつ織り交ぜながら、この役に向き合いたいと思います」とコメント。

　「時代が変わり、不安や困難が多い日々が続く中、私たちの作品が皆様にとってほっと一息つける時間となり、家族みんなで楽しんでいただけるような作品になればと願っています。まだまだ試行錯誤する部分もありますが、今回のシリーズを通じて『高橋克典が演じる大岡越前』を少しでも身近に感じていただけるよう、全力で取り組む所存です。老若男女問わず、幅広い世代の皆様に楽しんでいただける作品を目指して、キャスト・スタッフ一丸となって制作に臨みます。放送を楽しみにしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします」と意気込みを語った。