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山本浩之アナ、フジにとって「中居正広氏は特別な存在やった」“忖度”指摘「放送業界って一部そんな世界」

スポニチアネックス / 2025年1月28日 13時45分

山本浩之アナウンサー

 フリーアナウンサーの山本浩之(62)が28日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「ヤマヒロのぴかッとモーニング」(月~金曜前8・00)に出演。元タレント中居正広氏(52)の女性トラブル騒動を巡って、フジテレビが2度目の会見を開いたことに言及した。

 山本アナは「今日はフジテレビの10時間20分以上にわたる会見について取り上げないとね」と切り出し「僕自身が関西テレビのアナウンサーを28年やりましたので、関西テレビはフジサンケイグループの一員ですから、入社した1985年から数多くフジテレビの中に友人もいるし、知り合いも仕事一緒にした人もたくさんいます。そういう意味でフジテレビの良い面と、そうでないところといろんなところを見てきました」とした。

 続けて「こんなに問題への対応ができない会社と思いたくなかった」とフジの対応に落胆したとし「仕切り直しの2回目の会見に少し期待した部分はあったけど、結局、今回責任を取ってフジの社長と会長が辞任をしてホールディングスの専務が社長になると。謝罪の後、会見で質疑応答がいよいよスタートしたんですけどね、うーん…。結局、分からないことを言えないんだったら、ダラダラ10時間以上もすなよってことに尽きます」と長時間も質疑応答を続ける必要があったのかと疑問を呈した。

 そして、中居氏と女性のトラブルをめぐり「センシティブな内容だから一部の人で伏せてきた問題だろうし、それが週刊誌報道で明らかになったから慌てて後手後手の対応しか取れてない」と指摘。「多くのインタビュアーが言ったように“女性の人権を守るんだ”っていうことを理由にして“あなた方、肝心なこと何も答えてないじゃないか”って言われても致し方ないって思う」と感想を口にした。

 また、中居氏から23年7月にトラブルに関する連絡があったものの正式な聞き取りをしないまま番組起用を継続したことに「普通、びっくりするような事案ですから“どういうことですか?”ってことで、すぐにコンプラアンス室が対応してってのが企業のやり方ですよね」とし「でもこの会社にとって中居正広氏は特別な存在やったと思うんですよ。つまり、番組をやれば視聴率が取れる。どの業界もそうですけど、大事にしなきゃいけないタレント、そういった取引先やったわけですよ」とフジテレビにとって中居氏が特別な存在だったと指摘した。

 だからこそ「つまり忖度ですね。そこからきちんと調査してなかったなって昨日の会見を見て僕も思いました」と忖度があったとし「正式な聞き取りを行わないまま継続した。番組打ち切りだけでなく、スポーツ番組で(中居氏)が顔となって出演してた。ずっと使い続けたわけでしょ。お願いしてご出演いただくと。あまりにも大きなスターですから、フジテレビとしてはそこは忖度したんだろうって思うんですよ」と言い切った。

 山本アナは「リスナーの皆さんに申し上げますけど、放送業界って一部そんな世界です」と本音をポロリ。「つまり、トップに君臨するスターに対して特別な扱いをします。ただ、誤解無きようにお願いしたいのはトップの方、仕事を通じて何人かお会いしましたけど、ものすごくきっちりしてる人は全然自分を見失うことなくトップに君臨し続けてます。そうでない人もいます。そういった人も知ってます。名前を挙げませんけども」とし「中居さんがどちらかだったのかは僕は面識がないので知りません」と続けた。

 その上で「ただ、これからもご出演いただく以上は忖度せざるを得なかったんじゃないのって。(会見で)“怒りを持ってます”って言ってたけど、ほんまに怒ってたらそんなもんちゃうでしょ。お相手の女性は間違いなく御社(フジテレビ)の人間なんでしょ?それに対して“どんなことがあったんですか?”って問い詰めないとアカンわけじゃないですか。番組出演なんてとんでもない話。それを自分からは詳しく調査せず彼の話聞いただけやんか。そりゃ詳しいこと分かりませんよね」と批判した。

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