中畑清氏 巨人の大型補強に「戦力になるのかクエスチョンマーク」「若手のモチベはどうなんだ」

中畑清氏

　元DeNA監督で巨人OB会長の中畑清氏（71）が28日放送のニッポン放送「ナイツ　ザ・ラジオショー」（月～木曜後1・00）。巨人の大型補強について語った。

　ライデル・マルティネス投手、田中将大投手、甲斐拓也捕手などを獲得した巨人。

　中畑氏は「これ以上の補強はない、抑えとしては。大勢のモチベーションだよな。どう高めていくか。あとは使い方。マルティネスも大勢も活かされる環境を作らないと難しいだろうな。ただ、抑えがよくなって、間違いなくジャイアンツは落とす試合は少なくなるだろうな」「マー君は5回まででいい。あとは中継ぎ陣にお願いすればいい」と話した。

　さらに「甲斐とかマー君もそうなんだけど、戦力になるのかなっていうのはクエスチョンマーク」とも。

　「伸びしろのある若手も多い。たしかにキャッチャーとしてはいいけど、獲った以上は使わないといけない。若手連中のモチベーションはどうなんだと思って。チーム全体のテンションを下げてはいけない。そこまで欲しかったのかなっていうものを俺はあんまり感じられない。甲斐も責任感じちゃう」とコメント。

　最後は「俺が監督の間にはこいつを育てるっていうぐらいの信念を持って起用し続ける。そういう采配も期待したい」と阿部慎之助監督にメッセージを送った。