フジテレビ会見で話題“金髪の記者”が名乗り「私です」“荒れる”会場での発言に拍手起きる
スポニチアネックス / 2025年1月28日 18時0分
元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で2度目となる記者会見を行った。会見は「中居氏と被害女性の間の同意の有無」を巡り紛糾。押し問答が30分以上続くなか「金髪の記者」の発言に拍手が起こる場面があった。
遠藤副会長が「踏み込んだ発言」をした後に訂正する場面に一部の質問者から抗議の声が上がり、「2人のプライバシーの関係から話すことができない。お答えできない」というフジ側と「今日の会見で一番大事なところ。また逃げるのか」などと声を荒らげる質問者との押し問答が30分以上続いた。会場は騒然として収拾がつかない状況となった。
そこで「金髪の記者」が指名され「同意があったか不同意だったかに関しては、女性側の二次加害になってしまう可能性がある。今声上げられてた方は私より知見も経験もある方なので、もしこの会場で私だけが異なる意見だったら本当に申し訳ないんですけれど、二次被害に配慮して取材も会見もする。もちろんガバナンスの不全やコンプライアンスに関して問うこと大事だと思うんですけど、そこが重要だと思う」と発言すると、会場では拍手が起こった。
これに「金髪の記者で話題なっているの草、私です」とX(旧ツイッター)で名乗りを上げたのがネットメディア「The HEADLINE」編集長・石田健氏だった。
ノンフィクションライター・石戸諭氏はXで「フジテレビの記者会見。イシケンさんがたまたま近くにいて、『これはまずい。ヤジも二次加害にあたるのでは?』と2人で小声で話していました。やっぱりこれは……ということで手を挙げていたイシケンさんが当たり、僕もちょっと付け加えさせてもらったというのが経緯です。必要な指摘だと思います」と発言を支持。
石田氏は「石戸さん、そして目配せをしてくださった周囲の記者の皆様、賛同してくださった皆様、本当にありがとうございます。心強かったです...!!そして、これまで豊富な経験と知見を積み重ねられてきた異なる意見の記者の皆様からも学ぶことが多く、その点も改めて強調させて下さい」とつづっていた。
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