ビートたけし 俵孝太郎さんを追悼「声が似ていると言われて…もうモノマネができなくなりました」

ビートたけし

　政治評論家で、ニュースキャスターとしても活躍した俵孝太郎（たわら・こうたろう）さんが1日午前、肺がんのため東京都の病院で死去した。94歳。訃報を受けてビートたけし（78）が追悼コメントを寄せた。

　たけしは「声が似ていると言われて、よくモノマネをさせていただきましたが、もうモノマネができなくなりました」と悼んだ。

　俵さんは1953年に東大を卒業後、産経新聞社に入社。政治部記者、論説委員などを経て69年に退社しフリーに転身。

　文化放送のキャスターを務めた後、フジテレビの「FNNニュースレポート」のキャスターを担当した。冒頭の「こんばんは、俵孝太郎です」という鼻にかかった声のあいさつは、たけしをはじめ、タモリ、志村けんさんらにモノマネされ、名物キャスターとなった。