M―1で出番順は影響ある？王者の久保田かずのぶ＆井口浩之が徹底議論「いろんな理由つけたくなるけど…」

「とろサーモン」久保田かずのぶ

　お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ（45）が28日深夜放送のテレビ朝日「耳の穴かっぽじって聞け!」（火曜深夜2・34）に出演。漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」で出番順が順位に影響するかどうかをウエストランド・井口浩之（41）とともに議論した。

　昨年の大会で最後の10番目の出番だったお笑いコンビ「トム・ブラウン」みちおが当日を振り返る日記を公開。「1番令和ロマン、2番ヤーレンズ、3番真空ジェシカ。会場はドカドカうけて盛り上がっている。4番、5番なかなか呼ばれず胃液がたまっていって、吐き気がする。もう呼ばれて。6番呼ばれない。7番呼ばれない。腸がちぎれそうだ。8、9呼ばれずラストは僕ら。その頃には胃液で内臓がぐちゃぐちゃだった」などと出番を待つ際の心境をつづった。

　井口は布川が令和ロマンがトップバッターでウケた後に「次、来い」と思っていたことについて、「普通そこでちょっとナーバスになるじゃないですか。ウケた後嫌だなとか」と驚いた様子。久保田も「自分たちの武器が他とは違うと分かった上で勝負できると思っていた」と分析した。井口は「そういうことでしょうね。正統派がウケた後はもっと目立てる気持ちがあったんでしょうね」と推察した。

　ウエストランドは2022年大会で10番手として優勝。井口は「僕も10番手だったから分かりますけど、毎回“来るか、来るか。あぁ、来ない”って力が入って抜けての繰り返しだからしんどいんですよね」と自身の経験を交えて語った。

　2017年に優勝したとろサーモンは3番手だった。この大会では5番手でかまいたち、8番手でミキ、9番手で和牛、10番手にジャルジャルが控えており、井口は「これ凄いですね。こっちの方が嫌かもな。3で残ってずっと待つのが。粘れるかどうかわからないじゃないですか。よく粘りましたね。結構エグいじゃないですか」と話した。

　一方の久保田は「俺は10の方が嫌」とコメント。「いろんなヤツのウケ方を見てこっから一撃で…しんどいな。人によるねん」と見解を語った。さらに「出番順が変わってたら？は、本当はないかもしれない」と話すと、井口も「本当そうですよね。そういうもんだったと思うしかない。いろんな理由をつけて出番順の話もしたくなるけど、やっぱり令和ロマンはどこで出てもウケてたんじゃないかってなるし、バッテリィズもウケていただろうし」と話した。