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日本ハム栗山CBO J2札幌の岩政監督にエール「いずれは日本の頂点に立ってくれる」意外な2人の関係

スポニチアネックス / 2025年1月29日 13時5分

コンサドーレ札幌の岩政大樹新監督にエールを送った栗山英樹CBO

 WBCで侍ジャパンを世界一に導き、日本ハムでは監督としてドジャース・大谷翔平投手を育てるなど、日本一も経験した栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO、63)が、今季からコンサドーレ札幌の指揮を執る岩政大樹新監督(42)にエールを送った。共通点がなさそうな2人だが、実は東京学芸大の先輩・後輩。野球、サッカーと競技は異なるが、北海道を盛り上げる使命は同じだ。

 高く跳び上がるためには一度、深く沈まなくてはならない。昨季J1からJ2に降格したコンサドーレ札幌が、そんな現状なのかもしれない。日本ハムの栗山CBOが、1年でJ1再昇格を狙う岩政監督にエールを送った。

 「苦労するかもしれないけれど、いずれは日本の頂点に立ってくれると信じている。ただ、それが熟するには時間も必要なので、とにかく時間をうまく使って耐え抜いてほしい。分かっていると思うけど、すぐの結果で心が動いたりする必要はない。自分らしい人生を歩んでほしい」

 野球とサッカー。これまでの競技人生でも交わる機会がなかった2人だが、実は東京学芸大の先輩・後輩だという。栗山CBOには学業優先の国立大からプロスポーツで活躍することの大変さが痛いほど分かる。「学芸大の環境から、Jリーガーになって、監督までやっている」。自身はスポーツキャスターからプロ野球監督という超異例の転身を果たし、大きな批判も浴びながら、大谷翔平を唯一無二の二刀流に育て上げた。

 23年WBCでは、侍ジャパン監督として世界一に導いたが、「監督って特に難しい仕事。自分が正しいことをしていても、選手の結果が出ないこともある。ただ、そういう苦労をすればするほど、物事を考えられる人間になる」と、苦悩の先に光があることも示す。

 まだ、2人は直接会ったことがない。栗山CBOは「岩政監督が自分の著書を読んでメッセージを書いてくれたりして、いろんなところで接点はあるけれど、なかなかタイミングがない。オレも会いたいんだよ」と、近い将来の対面を待ち望んだ。(横市 勇)

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