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新十両昇進の草野「相撲に対する姿勢や…」引退の横綱から学んだ帝王学生かす 日大出身の元学生横綱

スポニチアネックス / 2025年1月29日 20時24分

新十両昇進が決まった草野

 日本相撲協会は29日、春場所の十両昇進力士を発表した。元学生横綱の草野(23=伊勢ケ浜部屋)らが新十両昇進を決めた。

 日大出身の草野は初場所で2連勝発進するなど4勝3敗。「上がったらラッキーみたいな感じで思っていた」と語った。幕下付け出しデビューから5場所での昇進。「自分の中では、ちょっと遅かったかなと思っている。もっと勝てた相撲もあったし、そういう面では遅かったのかなと思う」と率直な思いを口にした。

 昨年の夏場所では6勝1敗と健闘した。学生時代との差を「立ち合いの速さや重さ」と表現。大関・大の里(24=二所ノ関部屋)や日大の2年先輩で兄弟子の尊富士(25)らに続く学生相撲出身の逸材で着実に番付を上げてきた。

 横綱から学んだ帝王学を生かす。入門時から、引退した照ノ富士の付き人を務め、「相撲に対する姿勢や取組前の緊張感、体の仕上げ方などをまねしている」。偉大な先輩からは「俺の枠があるから感謝しろよ」と声をかけられたという。満身創痍で戦っていた姿も目の当たりにし、「自分もケガしたときには見習っていきたいと思った」と力を込めた。

 相撲が盛んな熊本県出身。同郷の平幕・正代(33=時津風部屋)やデビュー場所で初黒星を喫した十両・藤青雲(27=藤島部屋)らの存在について「とても刺激になっている」と話した。父・信一さんは元競輪選手で、父のいとこは93年の日本選手権競輪でGI初出場の森内章之さん。草野も、生まれ変わったら競輪選手になりたいという。

 部屋付きの宮城野親方(元横綱・白鵬)には得意な形への持ち込み方を助言されたという。「負けない相撲を取っていきたい。来場所で優勝を狙って、幕内でも活躍できたらいいなと思う」と力強く語った。

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