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阪神 ジェット風船公式戦でも“解禁” 実証実験経て改善点把握へ 再開は「お客さまの意見聞いた上で」

スポニチアネックス / 2025年1月30日 5時17分

2019年、甲子園球場でジェット風船を飛ばす阪神ファン

 阪神の応援名物「ジェット風船」が公式戦でも“解禁”される。甲子園で開催する3月9日のオープン戦・巨人戦に加え、シーズン開幕後の4月13日の中日戦でも実証実験をすると、この日、球団が発表。2試合の来場者とファンクラブ会員などからアンケートを取り、再開の需要や改善点を把握するのが狙いだ。

 その2試合では、専用ポンプで空気を入れ、飛距離を抑える工夫をした仕様の風船を配る。これにより、飛沫(ひまつ)と球場外のゴミ対策をする。また、球場内に回収ボックスを設置し再資源化にも努める。両日ともに、風船2個と専用ポンプ1個が入ったセットを4万個用意し、入場者に無料で配布する。7回の阪神攻撃前に行う。飛ばした風船の回収率、口で膨らませる禁止行為をする人数も数える。

 西山剛取締役は「必ずしも再開するための実証実験ではない」と前置きした上で、「やはり盛り上がる。甲子園のジェット風船はほぼ風物詩となっている。演出面という部分では再開はありかなと思うが、お客さまの意見を聞いた上でやりたいというのを第一に考えている」と球団としての考えも口にした。

 ジェット風船はコロナ禍で20年以降禁止。それ以前から、衛生面と環境への配慮から、廃止を望む声も一部であった。今回の実証実験では、そうした反対意見に理解を求める。西山取締役は「25年の再開は考えていない。早くても26年」と現状を説明。他球団では広島、ソフトバンク、DeNA、楽天、西武が、すでに専用ポンプを使用するタイプの風船を解禁している。

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