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阪神 キャンプ地、宜野座に最新の動作解析機器導入 伊藤将「いろいろな角度から撮ってもらえるのでいい」

スポニチアネックス / 2025年1月30日 5時17分

モーションキャプチャーを用いてフォームを解析する阪神・伊藤将(撮影・大森 寛明)

 阪神キャンプ地の宜野座に“新兵器”が導入された。ブルペンの一角にずらりと並ぶ9台のカメラと計測器。これは、アーカイブディップス社製の最新の動作解析機器「マーカーレス・モーションキャプチャーシステム」で、今年から初めて春季キャンプで設置されることになった。

 フォーム映像はもちろん、骨格の使い方なども映る文明の利器で、2軍新施設ゼロカーボンベースボールパークに設置されるキナトラックス社製と、原理は同じだ。この日、ブルペン入りした村上は23球を投げた後、映像を入念に確認し、「今の感じと疲れてきた時にどう違うのかとか、それの違いも見られると思う。見ていて面白かった」と興味津々。巻き返しを期して直球のみ22球を投げ込んだ伊藤将も「下半身の動きだったりとか、そういうところを自主トレとかでも気にしてやっていた。いろいろな角度から撮ってもらえるので、凄くいい」と歓迎した。

 竹内孝行球団副本部長は「修正するのに近道になれるようなことに使えれば」と意図を説明。すでに大リーグや国内他球団も続々と導入に踏み切る中で、「やっていかないと他球団に置いて行かれる。できるだけ、こうやって知見を早くためていけば、今後にも役立つ」とキャンプ中も折を見て活用していく方針を明かした。

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