森永卓郎さん 訃報から一夜 ラジオで共演の大竹まこと「誰が敵でも構わない信念貫いた」

昨年6月、森永卓郎さん（左）が出演していたラジオの収録現場。左から2人目が大竹まこと（文化放送提供）

　ステージ4の原発不明がんを公表し、闘病を発信し続けた経済アナリストの森永卓郎（もりなが・たくろう）さんが67歳で死去してから一夜明けた29日、親交のあった仕事仲間らから悲しみの声が上がった。

　森永さんが出演していた文化放送「大竹まこと　ゴールデンラジオ」（月～金後1・00）に出演した大竹まこと（75）は放送後、報道陣の取材に応じた。

　亡くなる前日の27日にリモート出演していた時の様子を「体が傾いていて、かなりの激痛だろうと。それに耐えて最後まで番組に出て、まねできない」と感服した様子。

　ズバズバと持論を述べる姿勢には「乱暴でありながら自分の意志を貫いた。“ダメなことには文句を言う”と、誰が敵でも構わない信念を貫いた」と敬意を示した。